生活の知恵語録――酔古堂剣掃

生活の知恵語録――酔古堂剣掃

著 陸紹珩 編著, 蔡登山 校訂

「古人は言った。一に世間の善人を知り尽くし、二に世間の良書を読み尽くし、三に世間の名山勝水を絶景を楽しみ尽くしたいと。高山流水の間に身を任せ、数人の親友と共に帰るのを忘れるほどに楽しむ。」

明代から伝わる知恵の語録、一字一句が人生の憂いを解き明かす!

『酔古堂剣掃(すいことうけんそう)』は、明代の作家・陸紹珩による著作で、明の天啓4年(1624年)に完成しました。本書は「醒、情、峭、霊、素、景、韻、奇、綺、豪、法、倩」の全12巻で構成されています。内容は立徳、修養、処世、読書、立身出世、家国、情愛などを網羅し、晩明の文人による山林遊覧、庭園の風雅、食の嗜み、芸術鑑賞、禅の対話、精神修養といった生活の美学が収録されています。淡々とした筆致で事理を分析することに長け、明代の洪応明『菜根譚』、清代の王永彬『囲炉夜話』と並び「処世の三大奇書」と称されます。

王朝の交代や、清代におけるこの種の小品文学への弾圧により、本書は出版後、中国国内で広く流布することはありませんでした。しかし約200年後の嘉永6年(1853年)、日本の池内奉時と頼醇によって翻刻・出版されると、日本で広く知られるようになり、大正時代に至るまで非常に流行しました。

出版社
秀威出版社
発行日
2015-09-22
ISBN
9789869206433

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