「マルクス・レーニン主義、毛沢東思想を学ぶ際、現実から乖離していてはうまく学べない。主席は、マルクス・レーニン主義の学習は具体的実践と結びつかなければならないと仰った。我々専案(特別捜査)に携わる者は、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想の学習を専案と結びつけるのだ。まず毛沢東思想を司令塔とし、プロレタリア政治を司令塔としなければならない。専案においてプロレタリア政治を司令塔としなければ、成功はおぼつかない。これは一種の階級闘争である。逆に敵は、尋問を利用して我々に闘いを挑んでくる。例えば、敵は尋問を利用して毒を撒き、党を中傷し、善人を陥れ、水をかき乱し、離間工作を仕掛け、我々を迷わせて自分たちの言いなりにさせようとする。尋問は隠れた階級闘争である。計画を立てなければならない。一回の尋問は一回の合戦であり、一回の戦闘なのである。」
──康生による専案工作への指示(1968年5月27日、抜粋)
完全な一次史料の編纂と整理による本書は全4巻で構成され、ベテランの獄吏である康生が1966年から1970年までに行った現場での談話内容を詳細に収録しています。このわずか4年間だけで、康生が残した談話記録は120万語以上に達し、その主な内容は各級機関や幹部への演説、および「反党反革命」対象への批判を網羅しています。本書に収録された詳細な第一手史料を通じて、読者は文革において康生が果たした重要な役割について、より深い理解を得ることができるでしょう。