神々が登場する前に、歌い手は讃歌を捧げる
神話、祭礼、神格の起源を伝える古代ギリシアの歌
英雄叙事詩を補う、オリュンポスの神々の物語
二大叙事詩が本編なら、ホメロス風讃歌は神々のキャラクター前史です。
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『ホメロス風讃歌』は、デメテル、アポロン、ヘルメス、アフロディテ、ディオニュソス、アテナ、ポセイドンなどの神々に捧げられた古代ギリシアの讃歌集です。短い祈りのようなものもあれば、神の誕生、力、欲望、喪失、祭礼を語る本格的な神話物語もあります。
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作者とホメロス伝統
「ホメロス風」と呼ばれますが、すべてをホメロス本人の作品と考えるべきではありません。ホメロスの生涯は不確かで、古代には『イリアス』『オデュッセイア』と韻律や言語を共有する作品が、しばしば彼の名に結びつけられました。この名は一人の作者であると同時に、一つの伝統を示しています。
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これは脇道ではありません。ギリシア神話の神々を読むための資料室です。
現代作品にたとえるなら、大きなファンタジー世界の外伝やキャラクター起源譚に近い存在です。本編より短くても、世界を理解するには欠かせません。