☆南宋の鄭克が著した『折獄亀鑑』、犯罪捜査・予防知識の全集
☆今日の犯罪捜査理論から、古代の犯罪捜査実務を検証する
大宋の提刑官「宋慈」は知っていても、「鄭克(ていこく)」をご存知だろうか?『洗冤集録』は有名だが、『折獄亀鑑(せつごくきかん)』を聞いたことはあるだろうか?遺体の耳元で囁くことで、殺人事件の全容を解明できるのか?町中の肉屋を宴会に招くことで、凶器の行方を追えるのか?顔色一つ変えないのは、本当に潔白で嘘をついていないからなのか?
鑑識科学の古今対照シリーズの著者が、『遺体に語らせるのは誰か?――現代医学はいかに『洗冤集録』を読み解くか』、『逃げられると思うか?――現代の犯罪捜査はいかに三十六計を実践するか』に続く、新たな古典再生の名著を上梓!
中央警察大学通識教育センターの鄒濬智(スウ・シュンチー)准教授は、漢字学、民間信仰、国学の領域横断的研究の専門性を活かし、『折獄亀鑑』に関する研究を広く収集。代表的な事例を厳選し、事例分析と古今検証を行い、今日の警察学術理論と照らし合わせました。文史的観点から犯罪捜査学の理論を用い、鄭克の『折獄亀鑑』における犯罪捜査(法律)理論と実務体系を構築しています。本書は主に、鄭克と『折獄亀鑑』の執筆動機、中国犯罪捜査制度の歴史、司法官が備えるべき条件、『折獄亀鑑』に見られる犯罪捜査技術、捜査方法、および尋問戦略で構成されています。
本書は「警察史学」の多角的な研究を切り開くだけでなく、学界や警察関係者からも高い評価を得ています。鑑識科学や古今の刑事事件捜査に興味のある読者にとって、決して見逃せない一冊です!