本叢書は、著者が20年間にわたり発表してきた「赤色(共産主義)」をテーマとする著作を集結させたものであり、中国共産党の血塗られた足跡を縦断的に示し、赤色の誤った根源を具体的に分析している。史料は時間の試練を経ており、一滴の雫が光を反射するように、多方面にわたる参考価値を備えている。
第四巻は「知識青年(知青)」を軸とし、著者の「上山下郷(農村への下放)」を実録するとともに、その「深遠な歴史的影響」を提示する。大部分の知青は時代に恵まれず、時代の窪地へと落ち込み、一生を困窮と憂いの中で過ごした。自覚の有無にかかわらず、知青世代は歴史の限界から逃れることはできなかった。一生を赤色と共に歩み、文化大革命に殉じて終わるという、霧雨の中の言いようのない愁いに満ちている。
パン、恋愛、革命、内紛、死、冤罪……。至る所にある赤い痕跡、赤い出来事は赤い根源に繋がり、赤い冤罪は赤い誤謬に結びついている。赤色の醜さは、正に「少年には不向き」なものである。