「95パーセントの群衆を団結させ、同時に95パーセントの幹部を団結させること。これが運動と闘争が到達すべき最終的な目的である。この目的を達するためには、批判と闘争を経ずにはいられない。人民の利益に反し、党の方針と政策に反し、少数の不当な利益を得ることのみを考え、しかも頑なに改めず、破壊を企図する者に対しては、断固とした闘争を続けなければならない。さもなければ、95パーセントの群衆と幹部を団結させることはできない。適切な闘争を経た後、まず群衆が満足し、過ちを犯した幹部の大多数も過ちを正すことが可能になる。もし一時的に正せなくとも、破壊工作を行わない限りはそれでよい。彼らもまた団結の対象である。」──劉少奇から王光美への手紙(1964年3月27日、抜粋)
本書は上下巻の2冊構成であり、上巻では1964年から1965年の文革前夜における劉少奇の史料をまとめ、特に大躍進後の「四清運動」に関連する史料を重点的に整理している。当時、中華人民共和国主席に再選された劉少奇は、党内で一定の勢力を維持しており、毛沢東との決裂もまだ決定的なものではなかった。本書に編纂された、各機関への指示、大会での発言、妻・王光美との私信などの第一手史料を通じて、読者は文革前夜の劉少奇が国内の党政や経済発展といった問題に対して抱いていた考えを、より深く理解することができるだろう。